2013/11/14

日本貨物航空(株)（本社：千葉県成田市）は、2013年11月8日にフィリピン中部レイテ島を直撃した台風30号（ハイエン）の被害状況の深刻さを鑑み、被災地への復興救援物資の無償輸送を行なうことを発表した。概要は下記の通り。

＜復興救援物資の無償輸送の概要＞

対象地域・路線：同社就航空港まで貨物を搬入することを前提に、以下の条件を満たす場合は無償にてアジア地域就航空港への輸送協力を行なう。

【アジア地域就航空港：シンガポール、バンコク、香港など】

 ＊運航スケジュールは別紙参照。

なお、同社では、上記空港から目的地までのトラック輸送などの手配は受け付けていない

受付条件：

(1) 依頼主（荷主）及び荷受人が、赤十字・政府・自治体などの公的機関であること（国を問わない）

なお、個人や一般企業、NGO等の顧客については、前記公的機関に問い合わせる

(2) 依頼主（荷主）及び荷受人、輸送品目、数量等が明確になっていること

(3) 出発地及び到着地は同社就航空港であること

(4) 出発地及び到着地での通関手続き、地上輸送手配が依頼主により確実に手配されていること

(5) 輸送品は、テント・毛布・衣類・医薬品・保存食料品・飲料水などの救援物資であること。原則的に危険物・生鮮品・動物などは輸送対象から除外

(6) 原則として、1件あたりの総重量が1トン以下、総容積が6立方メートル以下であること

(7) スペースの状況に応じて搭載便を決定

適用期間：2013年11月14日～2013年12月14日受付分まで。なお、状況次第では期間延長を検討する。