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大和ハウスの「サステナビリティレポート」ほか表彰

2018/02/13

大和ハウス工業㈱は2月13日、同社が発行した「サステナビリティレポート2017」が「環境コミュニケーション大賞」で2年連続「環境大臣賞」を受賞、「大和ハウスグループ統合報告書 2017」が「第20回 日経アニュアルリポートアウォード2017」の準グランプリをそれぞれ受賞したと発表した。

「サステナビリティレポート 2017」は同社が発行したESG(Environment、Social、Governanceの略語)に関する網羅的な情報を掲載した年次報告書。今回の受賞により、同社は4年連続6度目の「環境コミュニケーション大賞」の受賞、環境大臣賞は2年連続3度目となる。「環境コミュニケーション大賞」は環境省と(一財)地球・人間環境フォーラムの主催。 
 
●「環境コミュニケーション大賞」の審査講評の主な内容
創業100周年となる2055年を目標に「環境負荷“ゼロ”」を目指す環境長期ビジョンの実現に向け、2025~30年の中間目標を策定するとともに、3年ごとに到達レベルを設定し直す計画になっている。各課題において、ステークホルダー別に目標、実績、評価等が報告されており、非常に読みやすい報告書となっている。

並行して再生可能エネルギーによる発電事業や、エネルギー“ゼロ”を目指す住宅・建築・街づくりなど、脱炭素社会へ向けての取り組みも紹介されている点が高く評価される。サステナビリティに関する豊富な取組と情報量の両面で優れた報告書である。
  
一方、「大和ハウスグループ統合報告書 2017」は、“大和ハウスグループの価値創造”に欠かせない3つの経営基盤(人財基盤、顧客基盤、技術・ものづくり基盤)や強み(情報力、課題解決力、複合的な事業提案力)を軸に、同社グループの成長性を紹介している。

●「日経アニュアルリポートアウォード2017」の審査講評の主な内容
①企業理念「世の中の役に立つからやる」との思いをビジネスに落とし込み、企業価値の向上に取り組む姿勢が詳細かつ具体的に示されており、引き込まれるほどのストーリー性があった。

②会長メッセージに続く創業者精神を継承した価値創造ストーリーの説明、社長メッセージ、さらに外部環境と機会とリスク分析からの中期経営計画の説明が非常に分りやすい。

③グループ全体で創業者精神を共有し、創業者が託した創業100周年に売上高10兆円の企業グループにする夢を実現しようとするトップの意気込みが伝わってくる。

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