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鴻池運輸、トラックドライバーコンテストを初開催

2017/11/01

鴻池運輸(株)は11月1日、KONOIKEグループのトラックドライバーの運転・整備技能を競う「第1回 KONOIKEグループ トラックドライバー・コンテスト」を、愛知県トラック協会 中部トラック総合研修センター(愛知県みよし市)で開催したと発表した。

同大会は、グループ全社のトラックドライバーの法令順守と技能向上に加え、全社員の安全運転の意識高揚を目的に、10月21日に初めて開催したもの。従来は、各地域のトラック協会が主催する競技大会に参加していたが、自社グループ内でも開催することで、運転や点検技術、法令・安全知識をさらに深めるとともに、部門や地域を越えて競い合うことで、相互の気づきや切磋琢磨の機会とすることが狙い。

第1回となる今回は、4t(中型)、10t(大型)、トレーラーの3部門を設定。グループを代表するドライバー25名が参加し学科、点検、運転実技の3種目に挑戦した。特に運転実技に際しては安全無事故運転に不可欠な交通法規の順守、基本操作技術について、グループの順守基準「KONOIKE 運転スタンダード」を参考に、同研修センターの教官による厳しい審査が行われた。また、点検競技は、日野自動車(株)の指導員が採点し、緊張感あるコンテストとなった。

最終的に各部門の上位選手9名が表彰され、さらなる意識と知識、技術の向上を誓い合うこととなった。

<鴻池運輸 代表取締役 清水副社長の講評>
事故は減少傾向にあるが、残念ながら加害・自損事故ゼロは未達。ドライバーとしての知識、技能に優れた存在としてグループから選抜され参加した皆さんは、グループ全ドライバーの模範となって、本日得た新たな気づきを職場で共有し、全員で事故ゼロを目指してほしい。

<鴻池運輸 経営品質本部 本部長 福岡執行役員のコメント>
最大の狙いは、加害事故の防止・削減にある。幸い重大な加害事故はここ数年発生していないが、一つ間違えば社会的に大きな影響を及ぼす事故にもつながる。運転・点検技能の向上努力はもちろん、決して事故を起こさないという強い意志を持ち、業務に臨んでほしい。

(上)筆記試験、(中)点検競技、(下)運転実技

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