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物流連、第18回物流環境大賞は日本通運ほか連名案件に

2017/06/01

(一社)日本物流団体連合会は、5月18日に開催された選考委員会において、第18回物流環境大賞の受賞者などを決定した。

同賞は物流連が平成12年度に制定致したもので、その趣旨は、近年、物流分野においても環境問題への対応が益々重要となっている現状に鑑み、物流部門において環境保全活動や環境啓蒙活動等の面で優れた功績を残された団体、企業又は個人を表彰する制度を設け、もって環境施策の一層の推進を図るというもの。

今回の物流環境大賞は、日本通運(株)、アサヒビール(株)、キリンビール(株)、日本貨物鉄道(株)の4者連名案件『4社協働による鉄道を利用したモーダルシフト』が受賞した。

なお、昨年度新たに設定された「日本物流記者会賞」は、ケービーエスクボタ(株)の「内陸コンテナデポ(ICD)を活用した異業種間コンテナラウンドユースの推進及び次世代物流モデルの構築」が受賞した。

今回特例として設定された「物流連会長特別賞」は、創価大学安田ゼミSKYSTACKの「身近なところから始めよう~再配達削減プロジェクト」が受賞した。

表彰式は、6月30日(金)15時40分より、第一ホテル東京にて開催される平成29年度定時総会の席上において実施する。

●第18回表彰受賞者の概要
1.物流環境大賞(1件)
被表彰者:日本通運(株)、アサヒビール(株)、キリンビール(株)、日本貨物鉄道(株)
功績事項:4社協働による鉄道を利用したモーダルシフト

2.物流環境保全活動賞(1件)
被表彰者:FujisawaSST協議会、ヤマト運輸(株)
功績事項:Fujisawaサスティナブル・スマートタウンの総合的な物流インフラ「NextDeliverySQUARE」

3.物流環境啓蒙賞(1件)
被表彰者:旭運輸(株)
功績事項:あいちCO2削減マニフェスト2020への取組みと藤前干潟における清掃活動

4.物流環境負荷軽減技術開発賞(2件)
被表彰者:(株)ユニエツクス、スタンレー電気(株)
功績事項:KIRARI_LEDPROJECT~港湾施設(ターミナル・関連事業施設)用LED照明販売事業~

被表彰者:(株)日立物流
功績事項:再生資源物輸送のモーダルシフトの取組み

5.物流環境特別賞(6件)
被表彰者:郵船港運(株)
功績事項:伏見インランドコンテナターミナル事業

被表彰者:アクア(株)、三井倉庫ロジスティクス(株)、東芝ロジスティクス(株)
功績事項:同業他社との共同倉庫・共同配送による環境貢献と輸送安定化

被表彰者:横浜ゴム(株)、浜ゴム物流(株)、濃飛倉庫運輸(株)
功績事項:タイヤの輸入を複数荷主(輸出)とラウンドユースする取組み

被表彰者:センコー(株)、東京納品代行(株)
功績事項:東京納品代行(株)、センター間輸送におけるトラック輸送からの鉄道輸送への切り替えの取組み

被表彰者:センコー(株)、百年住宅(株)
功績事項:百年住宅(株)への長距離トラック輸送からRORO船輸送への切り替えの取組み

被表彰者:センコー(株)、(株)ランテック、井村屋(株)
功績事項:井村屋((株))への冷凍トラック輸送から私有クールコンテナ輸送への切り替えの取組み

6.日本物流貴社解消(1件)
被表彰者:ケービーエスクボタ(株)
功績事項:内陸コンテナデポ(ICD)を活用した異業種間コンテナラウンドユースの推進及び次世代物流モデルの構築

7.物流連会長特別賞(1件)
被表彰者:創価大学安田ゼミSKYSTACK
功績事項:身近なところから始めよう~再配達削減プロジェクト

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