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ヤマトグループ6社が小口保冷配送の国際規格PA認証を取得

2017/05/30

ヤマトホールディングス(株)は5月30日、ヤマト運輸(株)など計6社が小口保冷配送サービスに関する国際規格PAS1018:2017(PAS1018※1)の認証を取得したと発表した。

現状の保冷宅配便サービスは、世界各国での経済成長や通信販売の市場拡大により、日本だけでなく世界各国で需要が高まっており、同社は国際規格の取得を通して、クール宅急便を展開する各国において安心のサービスを提供し、客観的な視点による品質の更なる向上を図るために、第三者機関からの審査を受け、PAS1018の認証を取得したもの。

なおこの度の認証取得にあたって、5月29日にPAS1018の認証書授与式が行われた。

今回の認証を受けたグループ会社および概要は以下の通り。
認証登録組織:ヤマト運輸(株)
・沖縄ヤマト運輸(株)
・YAMATO(CHINA)TRANSPORTCO.,LTD.
(雅瑪多(中国)運輸有限公司)
・YAMATOLOGISTICS(HK)LTD.
(香港ヤマト運輸(株))
・YAMATOTRANSPORT(S)PTE.LTD.
(シンガポールヤマト運輸(株))
・YAMATOTRANSPORT(M)SDN.BHD.
(マレーシアヤマト運輸(株))
認証登録番号:TCDS660200
認証登録範囲:クール宅急便、国際クール宅急便
認証機関:BSIグループジャパン(株)
認証登録日:平成29年5月14日

※1 PAS1018:小口保冷配送サービスのうち、荷物の積み替えを伴う輸送形態を対象とする国際規格。車両に搭載されている保冷庫などの空間の温度管理を中心に、配送中の積み替え作業に関する要求事項が規定され。ヤマトホールディングスを始め、日本国内の保冷宅配便サービスを扱う事業者、海外の業界団体等の組織も参画し2017年2月28日に策定された。

●授与式の様子(左から、BSIグループジャパン代表取締役社長五十嵐泰文氏、ヤマト運輸代表取締役社長長尾裕氏)

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