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物流連、小中学生を対象に新たなPRの取り組み

2017/04/28

(一社)日本物流団体連合会は4月26日、全日通霞が関ビルにおいて平成29年度の人材育成・広報委員会における物流業のイメージアップ・発信力強化に向けた取組みの一環として「小中学生を対象とした新たな取組み」をスタートさせた。

今回は、修学旅行の一環で企業訪問として物流連を訪問した山形市立第八中学校の生徒5名に対し「物流のしくみ」をテーマに村上敏夫事務局長が講師を務め、物流のながれや輸送形態、大規模災害時における物流の役割について写真入りのスライドを交え、中学生でも理解しやすい内容にして解説。

最後に「水が手元に届くまで」と題してペットボトルの原料輸送から流通加工され、配送センターを経由し手元に届くまでを解説し、物流が身近な存在であることを示した。説明中はメモをしっかりと取るとともに質疑応答では「海外から動物はどのように輸送しているか」などの質問があり、物流に関する興味や関心、学習意欲の高さがうかがえた。

同取り組みは、今後も多くの小中学生へ学習の場を広げていく予定で、講義資料は引き続き物流用語を理解されやすいように改良を加えながら作成していく予定。講師については同委員会、会員企業若手社員有志からなる「ロジスティクスPRグループ~物流いいとこみつけ隊~」が交代で務めていくことも検討する。

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