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阪急阪神EXP、2年連続で関西総合物流活性化モデルに認定

2017/03/14

(株)阪急阪神エクスプレスが構築する「タイ、中国発関西経由SEA&AIRサービス」が、「国際物流戦略チーム」により、平成28年度(2016年度)関西総合物流活性化モデルに認定され、3月13日に大阪市内で開催された国際物流戦略チーム本部会合において公表された。

近年、日本からの工場の移転により、アセアン諸国や中国で商品を生産し、生産国から直接販売先である欧米を中心とする国々に出荷する「三国間輸送」の増加や、クリスマス等の大型休暇前後は航空輸送需要が増大し、貨物滞留により納期に間に合わないケースが続発した問題などが顕在化していた。

そのため同社ではタイ、中国から欧米向けに航空便で直送される商品を、海上便で大阪港へ輸送し、関西空港まで保税転送すると共に、関西空港から航空便で欧米向けに再輸出するサービスを構築した。

ユーザーへのメリットとしては、航空機の輸送スペースが逼迫する繁忙期に、安定的な輸送を実現することで納期遅延による販売機会の損失を回避するほか、長距離輸送路線において海上と航空の中間輸送モードを選択可能とすることで総コストを軽減、航空利用で輸送リードタイムを圧縮できること等が挙げられている

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