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ミサワホーム、業界初の「玄関一体型宅配ボックス」開発

2017/03/13

ミサワホーム(株)は3月13日、住宅の室内側から宅配物を回収できる業界初の「玄関一体型宅配ボックス」を開発、4月より同社の木質系工業化住宅向けの玄関バリエーションに追加すると発表した。

自宅不在時も荷物を受け取れる宅配ボックスは、近年設置ニーズが高まっており、インターネット通販市場の拡大などによって宅配便取扱個数が過去最高を更新し、再配達割合が2割にのぼるなどドライバーの負担増大が社会問題化する中、その解決策としても注目が集まっている。

新開発の「玄関一体型宅配ボックス」は、室内側から宅配ボックス内の宅配物を回収する仕組みを採用し、子どもだけで留守番時や、料理中で手が離せない、入浴中で気づかない等、在宅時でも荷物を受け取れないケースでも宅配物を回収できる点が大きな特長。また、玄関の袖部分を活用した省スペース設計にすることで、住宅外部に設置が難しい狭小地にも対応可能。

スリムタイプながら350ml缶ビール1ケース(24本入り)が荷受可能なサイズで、自動押印機能によって配達者の事務作業負担も削減。宅配物は室内側に保管されるため、住宅外部に設置する宅配ボックスに比べ良好な保管状態を維持でき、いたずらもされにくいため長期不在時も安心としている。

内外に設置する専用断熱パネルで宅配ボックスの断熱性を高め、玄関ドアに合わせたオリジナルカラーの採用や、室内側の造作収納との組み合わせによる玄関収納やシューズクロークの+αの収納としての利用など、住宅メーカーならではの工夫も盛り込んでいるのが特徴。また、宅配ボックスと郵便ポストを一体としたバリエーションも設定している。

●「玄関一体型宅配ボックス」使用イメージ

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