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フェデックス、米国から中国へパンダの輸送を受託

2017/02/16

フェデックスエクスプレスは2月21日、スミソニアン国立動物園と協働し、ワシントン・ダレス国際空港から中国・成都までノンストップの直行チャーター便で、ジャイアントパンダ「バオバオ」を輸送するサービスを提供する。

バオバオは2013年8月にスミソニアン国立動物園で生まれたメスのパンダで、両親のメイシャンとティアンティアンは、現在米国で飼育されている。バオバオは、フェデックスが用意した特別なコンテナに収容され、特別な塗装が施された777型貨物輸送機、別名「フェデックス・パンダ・エクスプレス」で旅立つ。

「中国の国宝であるジャイアントパンダをフェデックスが輸送するのは、今回のバオバオで7回目になります」とFedExChinaの社長EddyChanは語る。また同社は、バオバオの空輸サービスを提供するだけでなく、ワシントンD.C.における陸送および後方支援も提供し、スミソニアン国立動物園から空港までの移動には特別な車両を使用する。パイロットとドライバー、オペレーション・スペシャリストはフェデックスで最も経験豊かなチームメンバーの中から、バオバオの輸送のために選抜されている。

なお、セキュリティ上の観点から、パンダの出発と到着にかかる一連の作業は一般に公開されることはない。

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