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矢野経済研、3Dプリンタ世界市場に関する調査を実施

2016/12/05

(株)矢野経済研究所では世界の3Dプリンタ市場の調査を実施し、その結果を「2016年版3Dプリンタ市場の現状と展望」として11月30日に発刊した。

調査結果サマリーによると、2015年の世界の3Dプリンタ出荷台数は前年比72.7%増の19 万台となった。市場は60万円未満のローエンド3Dプリンタと60万円以上の産業用ハイエンド3Dプリンタの2極化が進んでおり、出荷台数を牽引するのはローエンド装置で、簡易かつ迅速に試作を行うための導入が進む他、教育機関での導入が増加基調にある。

一方3Dプリンタの性能は近年、かつてないスピードで進化しており、装置の性能向上、新しい材料の誕生、製造現場などへのさらなる普及により、市場は今後も大きく拡大する見通し。これらを背景に世界の3Dプリンタ出荷台数は2013年から2019年までのCAGR(年平均成長率)は77.0%で推移し、2019年における出荷台数(メーカー出荷数量ベース)は215万台になると予測される。

●2016年版3Dプリンタ市場の現状と展望
発刊日:2016年11月30日
体裁:A4判228頁
定価:15万円(税別)

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