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日本ロジスティクスシステム協会、ロジスティクス大賞・特別賞が決定

2013/08/28

公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)では、ロジスティクス推進に向けて、顕著な努力と優れた実績をあげたと認められる企業・機関・団体を表彰する「ロジスティクス大賞」を設けている。

本大賞は、優れた実績、成果を顕彰し、ロジスティクスの社会的浸透とロジスティクス部門および関係者の意識高揚を図ることを目的として、1984年に創設され、今回で第30回を迎えた。

ノミネート委員会および選考委員会による厳正なる審査の結果、2013年度は下記の通りロジスティクス大賞および特別賞が決定した。

<2013年度ロジスティクス大賞>
受賞企業:TGロジスティクス(株)
受賞テーマ:
「自動車部品の納入物流における「ジャストインタイム」と「満載積載」の両立――独自の物流方式による輸送効率と物流荷役効率の極限追求――」
受賞事由:
膨大な品目を分単位の正確さでかつ在庫を極力もたない荷主と顧客双方の生産体制における要求に応えるべく、改善努力を積み重ね、新たな発想に基づいた新物流拠点を実現した。ストック機能をメインとした既存拠点に新たにクロスドック機能の発想を取り入れたことで、「ジャストインタイム」と「満載効率」の両立に加え、拠点集約による構内スペースの大幅な有効活用や品質の向上、さらに効率的な人員配置体制の実現といった成果を生みだし、荷主と顧客との連携によるムリ、ムダ、ムラを排除した全体最適を実現した点が評価された。

<2013年度ロジスティクス大賞 経営革新賞>
受賞企業:大塚倉庫(株)
受賞テーマ: 
「「やめるべきこと」を決めることから始まった。営業方針を転換することで実現する、収益率アップと顧客満足の向上」
受賞事由:
物流の効率を顧みない外販拡大の結果、物流現場は作業負荷の増加に苦しみ利益は少ない、という現状を打破すべく、全社体制による経営改革に取り組み、「選択と集中」というアプローチのもと「やめるべきこと」を具体的に抽出した。その中で、ベースカーゴの夏と冬の出荷波動に着眼し、積載効率が高まる重量物と軽量物の組み合わせが可能で、納品先が一致する企業に焦点を絞った。顧客別戦略シートに基づくID営業に徹することで営業効率をすすめ、2年で外販売上50%を達成、利益率も大幅に向上させた点が評価された。

<2013年度ロジスティクス大賞 物流革新賞>
受賞企業:(株)丸和運輸機関
受賞テーマ:
「3PL企業によるドラッグストアのサプライチェーンにおける返品業務効率化」
受賞事由:
社会的、経済的に不利益を生みだしている返品物流に敢えて着眼し、サプライチェーン全体で集約化、さらに小売間での共同化を推進することにより、それらの返品業務を請け負う返品センター運営という新たなビジネスモデルを創造し、構築した。小売、卸売業内に存在する様々なルールの一本化や、信頼関係の構築等、組織の壁を打ち破る努力がなされた結果、返品業務の効率化だけでなく、顧客の経営資源を販売業務に集中させることに貢献し、社会的経済的にも不利益の源泉となっている返品そのものを削減する効果を生みだした点が評価された。

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