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専修大でロジスティクス業界限定の企業説明会開催

2015/04/27

三菱商事ロジスティクスや日本パレットレンタル、岡村製作所(オカムラ物流)などロジスティクス企業23社が集結した合同企業説明会が4月23日、専修大学サテライトキャンパス(神奈川県川崎市)で開かれた。就職活動中の同大学4年生を中心に延べ100人が来場し、人事担当者から熱心に説明を聞く姿が多数見られた。

ロジスティクス業界に限定した説明会開催は同大学として初めての試み。ロジスティクス人財フォーラム(清水俊晴代表)の無償協力で実現した。ロジスティクス人財フォーラムでは、ロジスティクス業界の発展を目的に、同種の合同企業説明会の開催について他の大学でも支援活動を展開している。過去にも東京海洋大学や流通経済大学で開催実績がある。今年は専修大学の他にも上智大学での開催が実現。来年は神奈川大学、東京女子大学、法政大学、立教大学でも開催する予定だ。

専修大学の就職部就職課課長補佐・閑念文博氏は、例年より3カ月遅れのスケジュールになる短期決戦の中、多数のロジスティクス企業の参加を得たことに対し、「多数の学生に来てほしい」と期待を述べた。参加企業に対しては、最近の学生が「社会のインフラの一つ」「生活を支える」といったキーワードに高く反応する傾向も指摘し、「ロジスティクス企業にも物流が社会のインフラとして重要な存在になっていることをアピールしてほしい」と要望した。

また、学生の志望が金融やメーカーなど、日常接する機会の多いBtoC企業に集まりやすい中、BtoBのロジスティスクス企業に対する学生の認知が、宅配便ドライバーに限られてしまうことにも触れ、「学生はまだ社会のこと知らないので、具体的な仕事内容の見せ方も重要になる」と語った。

企業ブースでの説明会の様子

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