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プロロジス、第14回物流環境大賞「物流環境特別賞」を受賞

2013/05/30

プロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内)は、このたび(社)日本物流団体連合会より第14回物流環境大賞の「物流環境特別賞」を受賞したことを発表した。今回の受賞は、同社にとって2008年第9回の「物流環境負荷低減技術開発賞」、2010年第11回の「物流環境特別賞」に次いで3度目となる。同賞の表彰式は6月24日に行われる予定。

同社は全世界でCorporate Responsibility(企業としての責任)を理念とし、「環境への取り組み」「企業の社会的責任」「企業倫理とガバナンス」を3本の柱として企業活動を行っている。「環境への取り組み」においては全世界で環境に配慮したサステイナブルな施設を積極的に開発しており、日本では施設を開発する地域の環境や災害特性を考慮した、日本独自の最新の環境負荷低減施策導入を進めている。今回は同社のこれまでの取り組みや「プロロジスパーク座間2」における取り組みが評価され、「物流環境特別賞」の受賞に至ったもの。

<これまでの主な取り組みと「プロロジスパーク座間2」における取り組み>
・新規施設開発時に物流施設を大型化し、カスタマーの拠点集約に貢献することで輸送にかかるCO2削減に貢献
・PC工法の採用および独自の杭頭免震構法により建物を長寿命化し、ライフサイクルCO2の削減を推進
・施設の外壁には断熱サンドイッチパネル、施設屋根には断熱二重折板材を採用し、断熱性の高いよりよい庫内環境を提供
・施設で働く方にも優しいアメニティ設備の充実(レストラン、売店、託児所、およびドライバー用休憩室の設置等)
・高効率型の蛍光灯やLED照明を採用するとともに、共用部に人感センサーを採用して施設のエネルギー削減を推進
・太陽光照明灯や風力発電、および太陽光発電の導入による自然エネルギーの活用
「プロロジスパーク座間1」で日本においてプロロジス初となる太陽光発電システムを導入
「プロロジスパーク座間2」で年間約100万kWhの発電が可能な太陽光発電システムを導入し、一部を施設内に供給するとともに、停電時にはポータブルバッテリーや通信機器への充電に対応
・節水型トイレの積極的な採用/雨水再利用システムを導入し施設植栽の散水などに使用
・敷地境界周辺を積極的に緑化するとともに、敷地の一部を道路や公園として提供することで周辺の地域環境へ貢献
・ヒートアイランド抑制対策の導入(屋上緑化・外壁緑化、フォトロードの採用、再生材の利用、アイドリングストップ給電システム等)
・施設内外での待機車両発生の防止および地域との共生に配慮した交通環境の実現
・災害用自家発電機や緊急地震速報システム、衛星電話などのBCP対応機器を設置
「プロロジスパーク座間2」に地下水浄化システムを導入し、施設へ生活用水を供給するとともに、災害発生時の断水にも対処
・多くの施設でCASBEE認証(新築Aランク~Sランク)を取得
「プロロジスパーク座間2」ではCASBEEにおいて最高のSランクを取得し、国内最大規模の環境に配慮した物流施設を実現

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