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新刊、「物流からみた道路交通計画 ―物流を、分ける・減らす・換える―」

2014/02/03

【新刊紹介】
「物流からみた道路交通計画
―物流を、分ける・減らす・換える―」

建設技術研究所は2月1日、東京海洋大学の苦瀬博仁教授監修による「物流からみた道路交通計画」(副題「物流を、分ける・減らす・換える」)を発行した。A5判、290頁、定価3,200円(税別)。

本書は、「人」を中心とした従来の交通計画から、「物」を中心に据えた交通計画へと視点の変更を提案するとともに、東日本大震災で明らかとなった課題を踏まえたロジスティクス計画と道路計画を提案する専門書である。

徹底的に貨物車交通や道路計画から見た物流の考え方を整理し、都市計画・交通計画における「物流(物資流動)」の位置づけを明らかにし、都市や地域の発展に欠かすことのできない物資供給を担う貨物自動車と物資流動の観点から、交通計画を考え直し、その重要性、必要性を含めて新しい道路計画の考え方を手引きする画期的な図書となっている。

また、東日本大震災において明らかになった災害時の物資流動についても、その課題等も整理して記述されている。

本書は、東京海洋大学の苦瀬博仁教授監修、同研究所の道路交通部門の社員10人が分担して執筆・編集を担当した。

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