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物流連、ユニットロードシステム検討小委員会開催

2018/06/19

(一社)日本物流団体連合会は6月19日、平成30年度第1回ユニットロードシステム検討小委員会(座長:増井忠幸氏/東京都市大学名誉教授)を千代田区の全日通霞が関ビルで開催した。

同小委員会では、農産物の物流効率化を推進することを目指す農林水産省・経済産業省・国土交通省による「農産品物流対策関係省庁連絡会議」の第6回会合が3月20日に開催され、傘下のパレット部会による「農産物の産地から消費地まで一貫したパレチゼーションの実現方策の案」と推進協議会設立が発表されたことを受け、関係施策の進捗状況、パレット部会報告書の内容等について事務局より説明がなされた。

その後、各委員から農産物のユニットロード化に関し、特に卸売市場における商慣習の課題についての指摘や、パレチゼーションにおけるRFID活用の現状と期待等についての発言があった。

最後に増井座長より、ユニットロード化の必要性を原点に立ち返り見直し、「現状に即した長期的視点に基き、官民全体で物流業界の改革に取り組んでいく重要性」が力説され、今後も同小委員会の活動を継続し、ユニットロード化による物流全体の効率化促進に向けて引き続き取り組んでいくことが確認された。

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