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JRC、ロボットSI事業を本格始動 

2018/06/19

(株)JRCは6月19日、中小製造業や中小研究施設を対象に5月から本格始動したロボット・システムインテグレーション事業ブランド「ALFIS(アルフィス)」の第1弾製品として、ライフサイエンス研究における煩雑かつ高度な研究者の手作業を代替・自動化する新製品「Labotics(ラボティクス)」を独自に開発し、7月から販売を開始すると発表した。

●新規事業ブランド立ち上げの背景と目的
同社は主に屋外向けの重量物搬送用ベルトコンベヤの構成に欠かせないローラやプーリといった部品を設計・製造・販売するメーカーで国内シェア約50%を誇る。

近年のインフラ整備需要の高まりに伴い、ベルトコンベヤおよびその部品のニーズは増加傾向にあり、今後のさらなる成長・拡大、社会貢献に向けて、従来のコンベヤ部品事業に次ぐ新規事業(ロボット・システムインテグレーション事業)の立ち上げを昨年3月の中期経営計画で策定した。

アルフィスの「ラボティクス」シリーズは、ピペットを用いた細胞播種等、無菌操作、感染防止、培養液の微妙な吸引・吐出操作、微量調製が求められる、煩雑かつ高度な研究者の手作業を代替・自動化するロボット・システム。6軸協業ロボット搭載モデル「ラボティクス6(Labotics6)」と、3軸ロボット搭載モデル「ラボティクス3(Labotics3)」がある。

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