2018/02/02

ミニストップ(株)は2月2日、「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」に基づき、2月14日～23日の期間、ミニストップ神田錦町三丁目店（東京都千代田区）で、電子タグから取得した情報をサプライチェーンで共有する実験を実施すると発表した。

今回の実験では、サプライチェーン上流で商品に貼付された電子タグを入出荷時に読み取り、当該データを実験用に構築した情報共有システムへ投入することで、在庫情報等をサプライチェーンで共有することができるか、情報共有システムの検証を行う。

ミニストップでは、実験店舗において、入荷時や販売時に電子タグを読み取り、情報共有システムとの連携を行う。

●実験の詳細

・実験期間：2月14日（水）～2月23日（金）

・実験店舗：ミニストップ 神田錦町三丁目店（東京都千代田区神田錦町3-5-1）

・対象アイテム：菓子・カップ麺・日用品・パン等28品目

≪参考：実験商品の流れ≫※実験商品の流れは、以下の2パターン。

（1）物流センター経由

　実験に使用する加工食品、日用品を実験用物流センターに集め、同センター内で商品1つ1つに電子タグの貼付を行う。その後、同センター内で電子タグの読み取りと、情報共有システムとの連携を行う。データの読み取りができた後、実験用商品を実験店舗へ出荷。店舗において、入荷時や販売時に電子タグを読み取り、情報共有システムとの連携を行う。

（2）店舗直送

　店舗に直送されている商品については、メーカーで商品一つ一つに電子タグを貼付し、メーカーの出荷から電子タグの読み取りと、情報共有システムとの連携を行い、実験店舗へ直送する。店舗において、入荷時や販売時に電子タグを読み取り、情報共有システムとの連携を行う。