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シーネット、Android版音声認識システムを1月発売

2017/12/21

(株)シーネットは12月20日、2018年月1月よりAndroid版音声認識システム「ci.Himalayas/voice(シーアイ・ヒマラヤ・ヴォイス)の販売を開始すると発表した。

同社では2007年から音声システム開発に取り組み、物流業や製造業、不動産管理業などに、数百台の音声端末を導入。現在では需要の多い種まき仕分け作業を音声システムで実現するクラウド版音声のパッケージシステム「ci.Himalayas/VAS」を提供している。

今回、さらに幅広い利用環境への導入を可能とするため、以前より要望の多かったAndroid版の音声認識システムについて、2018年1月から販売を開始する。

今回のAndroid版は、カシオ計算機(株)の最先端機器「IT-G400」を標準版端末としていいる。IT-G400は1.5mの高さからの落下にも耐える耐落下性能で高い堅牢性を持ち、業務用PDAに比べ多機能でコストパフォーマンスが高い。拡張性に優れ、ヘッドセットやバーコードスキャナーなど各種機器の選択が可能だ。

近年、深刻化する人手不足の環境下、業務効率化や作業精度向上を求める現場作業改善ツールとして、音声認識システムの利用が広がっている。利用用途も物流業務だけでなく、点検・検針業務、検品業務など業種業態を含め広がっている。

音声認識システムはハンズフリー・アイズフリーでの作業を可能とすることにより、作業スピードと正確性の両立を実現する画期的なソリューションといえる。「ci.Himalayas/voice」を導入した企業では、平均20~30%の効率化と作業ミスの大幅な削減を達成している。Android版の販売開始により、従来のiOS版、Windows版も含めユーザーのニーズに柔軟に対応できる製品ラインナップとなった。

●製品紹介
http://www.cross-docking.com/press/20171220/ 

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