2017/12/01

「生産性革命」の実現に向け、エビデンス(ビッグデータ)をベースとした政策決定の動きに応えるべく、(株)富士通交通・道路データサービスは、物流センターのテナント誘致や開発におけるエリア選定を支援するサービスとして、「FUJITSU Intelligent Data Service物流不動産向け情報サービス(FoXYZ)を、12月1日より本格的に販売開始した。

同サービスは、日本全国を通行する貨物トラックのうち約12万台に装着されている、(株)トランストロン製ネットワーク型デジタルタコグラフから収集・蓄積される走行実績データ等を統計処理した、時間・空間の両面での連続性を特色とする物流プローブRデータを基に提供するサービス。

実際の運行実績に基づいた所定時間内での到達移動圏を可視化することで、曜日・時間帯・季節・経年比較など様々な時間軸で物流不動産の交通利便性を把握することが可能。

同社が構築した物流拠点マルチアナリシス基盤で各種統計情報を掛け合わせて様々な用途に応じた物流不動産の特性を評価でき、物流センターの効果的テナント誘致や開発に最適な立地選定につながる。

今回の「物流不動産向け情報サービス(FoXYZ)」は、2016年に提供開始した「輸送コスト適正化支援サービス(SoXYZ)」、「商用車走行実績データ解析サービス(MoXYZ)」に次ぐ、当社のデータサービスoXYZシリーズ製品の第3弾。

●製品概要

・実績移動時間コンター情報サービス(商品名／標準価格)

　FoXYZ-AP１地点／1百万円

　FoXYZ-AP50地点／40百万円

　FoXYZ-FP100地点＋FoXYZ-AP10地点(合計110地点)／40百万円

・FoXYZ-APベンチマークサービス(商品名／標準価格)

　FoXYZ-AP1地点?ベンチマーク4地点(合計5地点)　10百万円

・エリア戦略支援サービス

　エリア別物流トリップ分布分析サービス　個別見積

　物流拠点網実所要時間分析サービス　個別見積