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ソフトバンクロボティクス、業務用清掃ロボット事業に参入

2017/11/21

ソフトバンクロボティクス(株)は11月20日、業務用清掃ロボット事業に参入すると発表した。第1弾として米国Brain Corp社の自動運転技術を活用した搭乗式スクラバー(床洗浄機)を2018年夏に日本で発売する。

今回発売するスクラバーは、SoftBank Vision Fundが投資しているBrain Corp社の自動運転技術(Brain OS)を搭乗式スクラバーに搭載し、自律走行で床洗浄を可能にしたもの。Brain OSを搭載したスクラバーは、初期設定として清掃エリアを手動運転することで地図を作成し、清掃ルートを記憶する。記憶した後はスタートボタンを押すだけで、構築した地図データを元に、複数のセンサーが周囲をスキャンして人や障害物を避けながら清掃ルートを自律走行する。

ソフトバンクロボティクスは、2015年から法人向けにPepper for Bizの提供を開始し、小売やレストラン、ホテル、病院など幅広い業界で接客ロボットとして活用され、人の業務をサポートしている。今回、接客ロボットの次の領域として業務用清掃ロボット事業に参入し、Brain Corp.の自動運転技術などを活用しながら清掃業界の課題である慢性的な人手不足の解決に取り組んでいく。

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