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ナビタイムジャパン商用車向け新ソリューション発表
(株)ナビタイムジャパンは8月22日、商用車向けの様々な周辺機器の情報をスマートフォンに集約し、法人向け運行管理サービス「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」やトラックドライバー向けカーナビアプリ「トラックカーナビ」などのサービスに組み込む「NAVITIME IoT Smart」を発表した。
現在トラック等の商用車は、カーナビや動態管理、ドライブレコーダー、各種センサーなど様々な業務用機器と接続され、運転席周辺にはディスプレイや専用機材が複数設置されており、IoT化の環境下では、各機器の情報をクラウド上で管理するためには機器ごとに通信モジュールを搭載して通信契約を結ぶ必要があり、コスト増加の要因ともなっていた。
「NAVITIME IoT Smart」では、それらの機能や各種センサー情報等をBluetooth経由でスマートフォンを介しクラウド上に集約、一元管理できるようにすることで、車内のディスプレイをスマートフォンのみとし、さらに通信契約の一本化も実現する。集約したデータは管理者が動態管理に使用するだけでなく、ログデータとして分析、業務改善や輸送品質管理等にも活用可能。
ドライバーのメリット
・車内のディスプレイがスマートフォンに集約されることで各種情報を一つの画面で確認でき、異常検知がしやすくなる。
管理者のメリット
・クラウド上の各種センサー情報等で、より詳細な車両やドライバーの情報を一元管理でき、高度な動態管理が可能。
・集約したIoTデータを、ビッグデータとして情報分析し、業務改善や輸配送品質管理等にも利用可能。
・スマートフォンの通信網を利用することで、機器ごとの通信契約も不要となり、通信コストの削減も可能。
各種センサー等の機器メーカーのメリット
・センサー情報をBluetoothでスマートフォンに送れるようにするだけで、専用レシーバーや通信モジュールを搭載することなく、IoT化が可能。
●サービスイメージ
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