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世耕経産相、アマゾン川崎FCで「Amazon Robotics」を視察

2017/08/03

総合オンラインストアAmazon.co.jpは8月2日、世耕弘成経済産業大臣が神奈川県川崎市高津区にあるアマゾン川崎FC(フルフィルメントセンター)を視察したと発表した。

世耕大臣は、Amazonが国内で初めて導入した物流拠点内を自律移動し商品を運搬するロボット「Amazon Robotics」が稼働している様子や、日本の設備メーカーと共同開発した機器などを見学した。

川崎FCは、国内初の「Amazon Robotics」を導入した物流拠点。「Amazon Robotics」 は、可動式の商品棚とその商品棚を動かす「ドライブ」から成り立ち、入荷商品の棚入れ、および注文を受けた商品の棚出しの工程を担う。自動的に従業員の元へ棚を搬送することで、商品の入荷から出荷までの工程処理時間の短縮、効率化が可能になった。世耕大臣自らも注文商品の棚出しの工程を体験した。

アマゾンジャパン合同会社社長のジャスパー・チャンは、今回の視察に関しコメントを発表し、「世耕大臣に、新しい物流拠点である川崎FCと『Amazon Robotics』をご覧いただきながら、Amazonと日本の設備メーカーとの協力関係についてご説明させていただく機会を頂戴し、大変嬉しく思います。今後も、『地球上で最もお客様を大切にする企業であること』というビジョンに基づき、引き続き物流体制の強化に努めることで、より快適なオンラインショッピング体験を提供したいと考えています」とした。

また、世耕経産大臣は視察終了後、「アマゾンの物流センターは非常に効率的で素晴らしかった。データを活用した物流分野の効率化は日本にとって重要な課題。その最先端の現場を視察することができた。」とコメントした。

上:世耕弘成経済産業大臣(右)とジャスパー・チャン社長
中:「Amazon Robotics」を体験する世耕大臣

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