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中国物流ロボット大手・ギークプラスが日本法人設立

2017/07/26

中国の物流ロボットの製造・販売を手掛ける中国ギークプラス社(本社:北京)は7月26日、日本市場の参入を果たすべく日本法人・(株)ギークプラスを8月1日に設立すると発表した。

中国本社は、現在までに物流ロボット産業における資金調達額として史上最大規模の100億円以上の資金を調達に成功。物流ロボット技術のリーディングカンパニーとして「T-mall」を手掛けるアリババグループをはじめ、VIPShop、Suningを含む20以上の顧客に約1,000台のロボットを納入。商品を倉庫から取りに行くピッキング作業と、入荷時に商品を保管する棚入れ作業をロボットで自動化することにより、従来と比較し作業効率が6倍になり、省人化と人件費の削減を可能にしている。

ギークプラスは中国ギークプラス社製品の輸入販売元として国内における販売、ユーザーサポート業務を通してお客様のlogistics partnerとなり、あらゆる物流オペレーションの課題解決策を提供していく。ロボットソリューションの提供により、人手不足、「働き方改革」、作業環境改善、企業ブランディング等のあらゆる側面から物流業界へ貢献する考え。

今後の導入先としては、ECプラットフォーム、3PLプロバイダー、運送会社、オフライン小売業者、アパレル、医薬品、自動車およびエレクトロニクス製品の製造業者主な利用者ターゲットとしている。従来の労働集約型の物流業界は、 ロボット技術とAI技術の急速な発展に伴い、倉庫管理業界は変革を遂げつつある。ギークプラスは業界をリードする技術力と物流業務の深い理解を持って、今後世界規模でAI物流ソリューションの提供を進めていく。

日本での第1号クライアントが、フルフィルメントプロバイダーの(株)アッカ・インターナショナルが手がけるビルケンシュトックジャパン(株)の公式通販サイト( http://www.birkenstock.com/jp )案件だ。アッカ・インターナショナルは400以上のアパレルブランドを取り扱うフルフィルメントサービスプロバイダーとしてロジスティクス、カスタマーサポート、商品撮影スタジオ、サイトクリエイティブまでの業務オペレーションを提供している。


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