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セルート、シェアリング・エコノミー型配車アプリを開発へ

2017/06/02

(株)セルートは6月1日、物流版シェアリング・エコノミーサービスを志向するスマートフォン配車アプリ「DIAq(ダイヤク)」の開発をスタートさせたと発表した。

ダイヤクは、運送者に直接仕事をオファーできるプラットフォームアプリで、配送内容を入力すると、近くにいる運送者を確認できる。運送者一覧には時間、料金、評価が表示されているため、そのまま好きな業者の運送者を選べる。また運送者側は、事前費用なしで登録できるため、今の仕事を続けながら、空いた時間を活用して収入を増やすことが可能だ。

同社がアプリ開発の背景として指摘するのは、物流業者が運送者を専属で抱えこんでいるという問題だ。そのために運送者が所属会社の仕事しか請けられずに仕事が偏り、無駄な待機や空走が増えていると指摘する。

リリース初期はスポット配車アプリとしてスタートする。選択できる運送者はプロのスタッフが中心となるが、やがては「通勤・通学中」「出張中」「買い物中」など、専門の運送者以外にも自由にオファーができるシェアリング・エコノミー型物流プラットフォームに成長させ、物流業界の人手不足を解消したい考えだ。

アプリ概要
名 称:DIAq(ダイヤク/代役)
提供日:2017年8月中旬
価 格:ダウンロード無料(成約時には配送料金が発生)
内 容:配送クラウドソーシング
提供場所:APP Store(iOS)、Google Play(Android)
決済方法:各種クレジットカード

開発中のアプリの画面

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