2017/05/29

(株)トレイルは5月29日、宅配便ドライバーの再配達率を低減させ、効率的な配達ができるように、配達先へ近づいたタイミングで配達先へ自動で架電し、配達予定を連絡するサービスを開発し検証中であると発表した。

従来は宅配便利用者からの電話のプッシュボタン対応で在宅、不在の回答を得ていたが、人工知能を活用した音声認識に対応することで、自然な会話で在宅、不在時の再配達希望日時の意思疎通が可能になる。会話形式のためプッシュボタンを繰り返し押す手間から解放され、少ない手間で再配達を依頼できる。

年間約40億個と言われる宅配便の取り扱い個数はECサイト利用者の増加によりますます増加が予想されている。今回の開発により、再配達希望日時の応答率を改善させ、ドライバーの再配達を削減できることが期待される。