2017/05/29

(株)島津製作所は、分析天びん「AP-Wシリーズ」の高感度モデルとして、最小読み取り限度0.01mg(=10万分の1グラム)の「AP135W」、「AP125WD」、「AP225WD」、3機種のセミミクロモデルをラインナップに追加し、5月26日に発売した。

最小読み取り限度0.01mgの従来製品は微量軽量における表示反応時間が約10秒だったのに対し、新モデルは約2秒まで短縮したことで高速な計量が可能。加えてHPLC(高速液体クロマトグラフ)使用ユーザー向けに、緩衝溶液の濃度調製や調合をサポートする機能を搭載。

同社の計量データ管理システム「Lab Solutions Balance」に接続すれば、電子記録および電子署名に対応した環境で他の当社製分析装置と一括したデータ管理が可能。

またオプションのイオナイザ「STABLO-AP(スタブロエーピー)」を本体に組み込むことで、計量に影響を及ぼす静電気を約1秒で除去して計量結果の信頼性を高める。

同分析天びんは、製薬、化学、食品など国内外の様々な業界に展開し、発売から1年間で3モデル合計1,000台の販売を目指す。

●新製品3モデルの価格と仕様

分析天びん「AP135W」

41万5千円(税別)

最大ひょう量135g/最小読み取り0.01mg

分析天びん「AP225WD」

39万4千円(税別)

最大ひょう量220g/最小読み取り0.1mg

最大ひょう量102gまで最小読み取り0.01mg

分析天びん「AP125WD」

33万8千円(税別)

最大ひょう量120g/最小読み取り0.1mg

最大ひょう量52gまで最小読み取り0.01mg

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