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シーネット、音声認識種まきシステムのパッケージ販売開始

2017/04/20

(株)シーネットは4月19日、グループ会社の(株)シーネット コネクト サービス(CCS)を通じ、5月1日から音声認識技術を応用したクラウド型種まき仕分けシステム「ci.Himalayas/VAS(シーアイ・ヒマラヤ・バス)のパッケージ販売を開始すると発表した。

ci.Himalayas/VASは、物流現場における“種まき仕分け”の作業省力化に特化した音声認識パッケージシステムで、音声認識技術との連携により、各作業ステップでの入出力作業軽減や作業レイアウト変更の柔軟性など現場の効率化を具体的に改善。特にマルチ仕分けなどの実用的な機能を標準装備し、現場への最速導入を実現するソリューションとなっている。

また「ci.Himalayas/WMS」との連携での稼働はもちろん、単独パッケージとして各ユーザーの基幹システムやWMSとの連携も可能。CCSでは、パッケージの販売とともにペンダント型音声入出力デバイスやリング型バーコードリーダー兼OCRスキャナ、携帯用データ端末など各種先端製品を組み合わせ、より低コストで生産性の高い物流作業環境づくりに最適なソリューションを提案していく予定だ。

ci.Himalayas/VASの特長
1)音声認識システムとしては初のクラウド型サービスを実現、初期投資を最小化した導入が可能
2)基本的な作業項目をパッケージ化することにより、最短期間で現場でのシステム稼働が可能
3)作業当日の物量・まき方・アイテム・人数など様々な条件に合わせて柔軟に作業フローの設定が可能
4)種まき仕分けに関わる5種類の基本会話フローと柔軟なシナリオ設定機能で実践的な業務対応が可能
5)大型仕分けマテハン機器のような固定設備が不要なため、作業位置やレイアウトを柔軟に変更可能
6)リスト作業のような出力や作業を行いながらの消し込みが不要のため、作業者の工数を大幅に削減
7)音声による作業指示と作業時のデータ照合により誤作業を即時に検出し、出荷ミスを防止
8)軽量マイク・iOS端末・グローブまたはリング型スキャナの装着により、ハンズフリーでの作業を実現
9)作業確定時に全ての情報がクラウド上で更新されるため、リアルタイムな情報共有と一元管理が可能

ci.Himalayas/VASの詳細
http://www.cross-docking.com/service/voice-standard-scene0/

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