[最新ニュース] IT・マテハン

三菱電機ビジネスシステム「検品の達人」提供開始

2017/03/14

(株)三菱電機ビジネスシステムは3月14日、ハンディターミナルを利用して庫内物流の改善と入出荷検品業務の効率化を実現する入出荷検品システム「検品の達人」の提供を開始した。

同システムは、ハンディターミナルを利用した入出荷検品システムで、パート・アルバイトでも簡単に操作できるインターフェースを採用して作業の標準化を実現すると共に、バーコードによる検品で作業の正確性を提供し、ピッキングミスによるロスコスト要因を削する。

またロット管理やロケーション管理等の機能によりきめ細かな庫内物流管理ニーズに対応し、上位システムとの連携にはマッピング機能を使用することにより、入力作業の重複排除も実現。加えて製造業向けには製品と部品の紐付け機能により、ロットトレースの情報収集も実現している。

同製品は「入荷・入庫検品システム」と「出庫・出荷検品システム」、「在庫管理システム」の3種類の機能別モジュールで、庫内物流の管理ニーズに合わせた組み合わせの導入が可能。

主な機能は以下の通り
(1)上位システム連携機能
入庫予定・入庫実績等のデータは、CSVファイルで上位システムと連携。
(2)オフライン動作モード搭載
倉庫環境に合わせて、ハンディターミナルは無線接続を必要としないオフラインでも運用可能。
(3)ロット管理・先入れ先出しに対応
ロット別に「製造日」・「使用期限」・「ロット番号」等の情報項目を用意。
(4)ロケーション管理に対応
固定ロケーションとフリーロケーション、環境に合わせた運用に対応。
(5)多彩な検品業務に対応
・二段階検品業務例えば、「入荷検品」(入荷ヤードで現品票貼付)し、「入庫検品」(倉入れ・棚入れ)となるような待機ロケーションが存在する場合の業務にも対応。
・マッピング機能連携項目のマッピング機能で、設定により上位システムとの連携が容易。
・機能別モジュール 入荷(入庫)、出荷(出庫)、及び在庫管理システムを個別に選択可能。

●システム概要
提供価格(税別):入荷・入庫検品システム50万円から、出庫・出荷検品システム50万円から、在庫管理システム150万円から
発売時期:2017年4月
動作環境:クライアント:MicrosoftWindows7、Windows10
データベースサーバー:MicrosoftWindowsServer2012R2、PostgreSQL9.5.3

|↑一覧に戻る|