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東北システムズ、RFIDによる災害復旧支援ソリューション

2017/01/16

(株)東北システムズ・サポートは1月16日、多くの従業員を抱える企業や団体向けに、地震などの災害発生時における安否確認と事業の早期復旧をRFIDの技術で支援する「RFID災害復旧支援ソリューション」を発表、2017年2月20日より提供開始すると発表した。

同ソリューションは、地震災害や風水害などの災害発生時における事業継続にあたって実施すべき業務と必要な資源(人員)を守るための活動、中でも従業員の安否確認および事業の停止からできるだけ早期に復旧させるための作業をRFIDの技術で支援するもの。

平常時、従業員等が持つIDカード(社員証など)へICタグを貼り付けておき、それにより災害発生時、避難場所へ集まった従業員のIDカードをRFIDリーダーで読み取ることで自動点呼が可能になり、避難が遅れている人や行方不明者を早期に把握することができる。

RFIDによる自動点呼は、従業員数の多い現場、パートや派遣社員の入れ替わりが頻繁な現場など、従業員の顔と名前を把握することが難しい場合は特に有効で、少し離れた位置からでも読み取ることができ、かつ避難者が並ばずに済むため、非常時の混乱状態の中でも正確な安否確認が行える。一般企業の他、工場やテナントが入居するビル、学校、インバウンドの旅行ツアーなどでも活用可能。

自動点呼と探索に使用するRFIDリーダーは、OSが搭載されたモバイル型の端末を採用することで、停電時においても対応することが可能で、専用アプリケーションは誰でも操作できるようシンプルに設計されている。

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