[最新ニュース] IT・マテハン

北九州市、エアロセンス等と共同でドローン宅配を実証実験

2016/11/08

北九州市は11月8日、エアロセンス(株)、佐川急便(株)、(株)サンキュードラッグと共同で、へき地におけるドローン宅配の実証実験を行うと発表した。

ドローンについて同市は、様々な社会課題を解決するツールであり、今後発展が見込める新産業分野と認識しており、ドローンを活用したサービス向上や新サービス創造に向け、今回の実験実施を決めた。

実験は11月16日、同市八幡西区のダム貯水池周辺で実施する。物流全般を佐川急便が担い、エアロセンスがドローン飛行を担当。サンキュードラッグが運搬対象の物資を提供する。

地震発生からしばらく経過し、住民より佐川急便に物資(医薬品を除く)の搬送依頼があったことを想定し、まず佐川急便からエアロセンスに道路の状況確認を依頼。エアロセンスは、ドローンをダム上空に飛行させ、空撮により道路の状況(通行可否)を確認する。空撮の結果、道路が通行不可になったという前提で、佐川急便の車両からドローンに物資を引き継ぐ。ドローンは依頼先までダム上空を空輸し、住民代表が物資を受け取るという流れだ。

飛行ルート
飛行1=空撮での道路状況の確認、飛行2=物資の空輸

|↑一覧に戻る|