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エアロセンス、アルフレッサ等とドローン医薬品配送で実験

2016/11/01

エアロセンス(株)とMSD(株)、アルフレッサ(株)は11月1日、国家戦略特区である福岡市でドローンによる災害時医薬品配送の飛行試験を実施したと発表した。

今回の飛行試験は10月24日に実施され、福岡市西区小戸の海岸から同市能古島に向け、約2.3kmの区間でマルチコプター型ドローンを用いて行った。その結果、検証目的である長距離飛行、電波送受信および積載物の状態に問題ないことが確認した。

現在、様々な業種・業態においてドローンを用いたビジネスおよびサービスの開発が進んでいる。災害時の孤立地に確実に医薬品を届けることは今後解決すべき社会課題となっており、実用化されれば有力な輸送手段の一つとなる。

エアロセンス、MSD、アルフレッサの3社は今後も福岡市の協力を得て様々な状況における飛行試験を継続し、2017年中を目途に、垂直離着陸型の固定翼ドローン(VTOL)による実用化を想定した実証実験の実施も目指す。

(上)マルチコプター型ドローン(AS-MC02-P)
(下)垂直離着陸型固定翼ドローン(VTOL)

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