2016/09/13

(株)デンソーウェーブは9月13日、新開発のグリップにより手の筋力にかかる負担を従来機種に比べて約2割低減させたハンディスキャナ「HC76」の発売を発表した。

同製品は、グリップ部分にふくらみを持たせることで握りやすい形状を実現、握った際の手にかかる負担を従来機種に比べ約2割低減するとともに、グリップ部分と台との間に隙間を作ることで、スキャナを置いた状態からスムーズに手に取ることができる。これにより、持ったり置いたりを繰り返すPOS業務をストレスなく行え、長時間業務の疲労を低減する。

また、誰でも簡単にバーコードの読み取りが可能な、タッチ読み（コードとスキャナをタッチさせる読み取り方法）を採用。慣れが必要なく、スムーズに読み取りが行え、幅68mmの大きな読み取り口を採用したことで、標準料金代理収納用バーコードの読み取りも容易となっている。

導入の際は無償ソフトScanner Settingを用いて読み取るバーコードの種類や送信データ形式などを簡単に設定できるのもポイント。落下耐久に優れた設計と抗菌・耐候性素材を採用することで、長期の耐久性に優れた仕様としている。

●ハンディスキャナ「HC76」