2016/08/04

ハネウェルジャパン(株)は8月4日、防爆エリア内で使用できるハンディターミナル「Dolphin（ドルフィン）99EXni」が(公社)産業安全技術協会の合格認定されたと発表した。

国内危険物取扱施設における爆発事故は年々増加しており、危険物取扱事業者は、爆発の危険のある濃度に達する可能性がある「防爆危険エリア」について、防爆構造の電気機械器具の使用を義務付けられている。

業務のネットワーク化やバーコードなどの自動認識技術導入、ITシステム化の進展にIoT技術の普及と相まって、防爆エリアでもPCやハンディターミナルの使用が増加傾向にあり、防爆規格に準拠した機器の導入が進められている。

こういった市場の流れを受け、同社では長年培った自動認識技術に基づいてDolphin 99EXniを開発し、日本国内安全技術規格を取得した。爆発が誘発される可能性のある環境でも顧客のデバイス・ビジネスを守るとともに、UL認証規格 Class I・II、ATEXを取得しているので、海外での利用も可能になっている。

●主な特長

・(公社)産業安全技術協会（TIIS）の爆発および発火等級ⅡCT6 Gcに合格（合格番号TC22004） 

・UL認証 Class I Division 2、Class II Division 2、ATEX Zone 2など海外規格にも準拠 

・Windows Embedded Handheld 6.5 Professional 搭載で業務用PCと変わらぬ操作性 

・独自のAdaptus Imaging Technology 6.0高性能バーコードスキャナ搭載 

・1.8mの落下衝撃に耐える耐久性とIP67の防塵防水性 

・－20℃～50℃の幅広い環境温度に対応 

●製品概要

品　名：ハンディターミナル 

機種名：Dolphin (ドルフィン) 99EXni 

型　番：99EXL01-0C2112XJI 

希望小売価格：オープン