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矢野経済研、センサーネットワークシステムの拡大を予測

2016/07/15

(株)矢野経済研究所は、国内のセンサーネットワークの市場調査を実施し、その結果を発表した。

それによると2015年度の国内センサーネットワークシステム市場は堅調に推移しており、エンドユーザー設置数量ベースで前年度比6.8%増の59.3万システムとなった。また2017~2018年度からは介護施設や在宅介護での見守り系サービス用途が拡大し、2020年度には国内センサーネットワークシステム市場はエンドユーザー設置数量ベースで136.4万システムに及ぶと予想している。

また市場を用途別にみると、住宅・非住宅での機械警備装置向けが構成比56.5%、センサータイプの自動車盗難防止装置向け同17.7%、HEMS 向け17.4%と、これら合計で91.6%を占めた。センサーネットワークシステムは本格的普及前の黎明期にあることが浮き彫りになったとしている。

なお、同調査の詳細な報告は資料として出版されている。

◆資料体裁
資料名:「IoTが牽引するセンサーネットワーク市場2016~業種別の市場性予測~」 
発刊日:2016年6月30日
体裁:A4判146頁
定価:180,000円(税別)

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