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理想科学初となる産業用途向けインクジェットプリンター

2016/05/23

理想科学工業(株)は5月19日、ドイツ・デュッセルドルフにて開催される世界最大の印刷総合見本市「drupa 2016」(5月31日~6月10日)に出展すると発表した。

今回、オフィス向けプリンターのラインアップ展示に加え、帳票印刷用途向けに新開発したロール紙のフルカラーインクジェットプリンター「RISO T1」(リソーティーワン)と、カット紙のフルカラー高速インクジェットプリンター「RISO T2」(リソーティーツー)を参考出品する。

同社は、高速用紙搬送技術と高速印刷に適したインク開発を強みとし、オフィスのハイボリュームプリント需要に向けた独自のプリンターを提供してきた。オフィス向けプリンターで培った技術を応用し、理想科学初となる産業用途向けインクジェットプリンターを2機種開発。コンパクトなボディで優れた操作性と簡単メンテナンスを両立し、帳票印刷のミドルボリューム需要に向けた新しい可能性を広げる。

●RISO T1の特長
オフィス向けプリンターで培った高速プリント技術をロール紙に応用し、小型で優れた操作性のフルカラーインクジェットプリンターを実現した。汎用的なサイズのロール紙を使用できるので、手持ちに後処理装置を活用可能。フルカラープリンターの導入によるプリント業務の拡大を容易に実現する。

・小型・シンプルな構成で、優れた操作性とメンテナンスの簡便性を実現
 印刷部のサイズは、1,480mm(W)×1,800mm(D)×1,700mm(H)と省スペース
・新開発インクにより、高品位なプリントと定着性を両立
・印字速度は42m/分・印字幅507mmで両面プリント対応
 A4 565ページ/分の生産性を実現

RISO T2の特長
RISO T2は、印字ユニットを表面と裏面の2ユニットを接続することで、高速両面プリントが可能。オフィスユースのカット紙プリンターの優れた操作性を継承しながら、圧倒的な生産性を実現。小ロット多ジョブの大量印刷での作業効率を大幅に向上させる。さらに後処理装置を接続することで、様々なプリントニーズに対応する。

・A4 300ページ/分の高生産性
・大量排紙装置や封入封緘機等、様々な後処理装置を利用可能
・AFP(IPDS)、PDF、PSのワークフローで利用可能なコントローラを装備

●RISO T1(左)とRISO T2(右)

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