2016/04/26

エアロセンス(株)は4月26日、全国8エリアにある同社オペレーションセンターで運航する自律型無人航空機（UAV）に、(株)ウェザーニューズの気象観測センサーを搭載し、低層域の気象観測ネットワークを構築すると発表した。

このネットワーク構築により、ウェザーニューズはゲリラ雷雨や霧などの局地的な気象現象の予測精度向上や、災害発生時の気象把握を行い、気象サービスの品質向上を目指す。また、エアロセンスはウェザーニューズから気象情報の提供を受け、測量・物流ミッションなどにおける安全飛行の高度化を目指す。今後、ウェザーニューズはUAVに搭載する観測センサーの開発を行い、今夏から共同で実証実験を行う。

実証実験終了後、第1段階として大規模イベントの開催時や首都圏の降雪など社会的影響が大きい事象が発生した際に都度観測を行い、段階的にエアロセンスの運航するすべてのUAVに気象観測センサーを展開していく。