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データ・テック、超小型モビリティの導入促進調査を実施

2015/09/30

(株)データ・テックは9月30日、国土交通省関東運輸局から委託を受け、江東区と連携して超小型モビリティの導入促進調査を実施すると発表した。同社が2015年8月に販売を開始した最新デジタコ「SRConnect(エスアールコネクト)」をベースにした装置を使い、運行状況などをデータ収集する。

今回の調査では、江東区が実運用調査中の超小型モビリティ「日産ニューモビリティコンセプト」(15台)に対し、「SRConnect」ベースの専用計測器を試作して装着。超小型モビリティ特有のヒヤリハット事例などの分析・評価を行うためのデータ収集などを行う。「SRConnect」はドライブレコーダー一体型のデジタル式運行記録計で、国交省の装置型式指定品。前後左右方向の加速度計と水平方向の方位角速度計を内蔵し、GPSだけでは把握が困難な急ハンドル、急加速、急ブレーキなどのデータが取得できる。

さらに、超小型モビリティ認定制度では安全運行管理上、(1)運行地域からの逸脱防止、(2)高速道路などへの誤進入防止、(3)速度超過防止の徹底が求められるため、これらに対応する新機能を実装する。運行地域からの逸脱や、高速道路への誤進入、あるいは一般道で速度超過の怖れがある場合、運転者に注意喚起、警報などを出すようにする。これにより携帯電話網を活用した遠隔地からの運行状況の常時把握といった従来機能と併せ、安全な運行管理を支援する予定だ。


●日産ニューモビリティコンセプト

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