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トヨタL&F、排ガス規制適合の新フォークリフト発売

2015/07/03

(株)豊田自動織機・トヨタL&Fカンパニーは7月2日、1.5t~8.0t積エンジンフォークリフト「新型GENEO(ジェネオ)」シリーズのディーゼル小特車(1.5t~3.0t)に、最新のクリーンディーゼルエンジンを搭載し、全国40社のトヨタL&F取扱店で発売すると発表した。

同製品の投入により、1.5t~8.0t積ディーゼル車の全ラインアップが「国内特定特殊自動車排出ガス規制2014年基準」への適合を完了した。

同社は2014年7月、自社新開発のクリーンディーゼルエンジンを新型GENEOに搭載し、最新の規制適合車として発売している。新型GENEOシリーズは、クリーンディーゼルエンジンに加え、ロードセンシング式パワーステアリング、高効率トルクコンバーターを組み合わせることにより、世界トップクラスの低燃費・低排出ガスを実現。さらに、環境負荷の低減だけでなく、作業者の安全確保や操作性の向上など、顧客ニーズに応えるため、より高いレベルのフォークリフト性能・機能を追求した。

今回、小特車仕様にも同エンジンを搭載しモデルチェンジを行うことで、ディーゼルエンジンフォークリフト市場の約9割を占める主力の1.5t~8.0tクラスで、2014年基準の排出ガス規制適合車をフルラインで取り揃えた。

希望小売価格は、1.5t積車で2,978千円、2.5t積車で3,752千円、3.0t積車4,372千円(いずれも税抜き価格)。


新型GENEOシリーズ(ディーゼル車)の主な特長
(1)1.5t~コンパクト3.5t積ディーゼル車(小特車仕様含む)に新開発「トヨタ1ZSエンジン」を搭載。ロードセンシング式パワーステアリング、高効率トルクコンバーターを組み合わせることで燃費は従来車から最大25%低減。
(2)3.5t~8.0t積ディーゼル車に新開発「トヨタ1KDエンジン」を搭載。ロードセンシング式パワーステアリング、高効率トルクコンバーターを組み合わせることで燃費は従来車から最大30%低減。
(3)DPF(Diesel particulate filter=ディーゼル微粒子捕集フィルター)を用いることなく最新の国内特定特殊自動車排出ガス規制に適合。DPFレスにより、一定期間ごとのフィルター清掃や交換は不要。

2.5t積ディーゼルエンジンフォークリフト「新型GENEO(小特車仕様)」

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