[最新ニュース] IT・マテハン

JDA、新ソフトで“個対応型サプライチェーン”を実現

2015/07/16

JDAソフトウェア・ジャパン(株)は7月16日、サプライチェーンのシームレス化を可能にするソフトウェアの最新版「バージョン9.0」を発表した。現代企業が直面する(1)複数のサービス提供チャネルで収益向上、(2)正確な意思決定によってフルフィルメントの収益確保、(3)順応性に優れた製造環境の構築―の3つの重要課題の解決に主眼を置き、消費者のニーズに合わせた“個対応型サプライチェーン”を実現する

このうち(1)複数のサービス提供チャネルで収益性向上は、顧客に関する情報を活用して購買傾向に個別対応し、長期的な顧客ロイヤリティーを醸成するほか、需要の発生源と、その需要を満たせる供給元の場所を正確に把握することで、現在と将来の在庫をサプライチェーンの最適な場所に配置する機能を持つ。

(2)フルフィルメントの収益確保の観点では、施設間での在庫の保管と移動を戦略的に計画、実施することで、輸送費を最小化すると同時にサービスレベルを最大化しながら、顧客一人ひとりの異なるニーズを満たすことを可能にした。

(3)順応性に優れた製造環境の構築では、応答性に優れた予測分析を活用してセールス&オペレーションプランニング(S&OP)のプロセスを構築し、製造および物流ネットワーク全体の制約管理をグローバルかつ一元的に可視化するとした。

|↑一覧に戻る|