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日通商事が米穀保管用フレコンを新開発、荷崩れ防止に威力

2015/04/14

日通商事(株)は10日、米穀保管用の新型フレコン「BOXフレコン A TYPE」の試作品を公開した。 
試作品は、2011年の東日本大震災の教訓を活かし、荷崩れの危険性を低減するため、従来の不安定な丸型のフレコンとは一線を画し、高さの低い長方形角型フレコンとなっている。形状が角型であることが、上下左右に積まれたフレコンの接地面積を増やし、安定した「はい山」が形成できる。 また、高さが低いため、従来の背の高い丸型フレコンより数段高い段積みが可能で、デットスペースが少なく、約2倍の保管数量向上を見込む。

さらに強度を増した2本の吊ベルトに加え、4隅にフック(短いベルト)を配置することで、荷扱い時の作業性と安全性を向上させた。 
 
昨年年11月から全農宮城県本部の協力で2か所の倉庫で、約600トン分のテスト保管と使用試験を開始し、特許庁へ実用新案登録出願した。 今後、保管テスト結果を踏まえ、本格的に全国へ販売を行っていく予定。 

●手前の3つが旧型、その後ろが新型

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