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国交省、ドローンをテーマに物流技術研究会開く

2015/04/10

国土交通省は4月6日、同省物流審議官部門に今年1月に設置した「物流技術研究会」の第2回会合を開いた。

同研究会では、物流に関する最新の技術動向を把握するとともに、現場への導入に当たっての課題を整理・検討している。今回は、小型無人機(ドローン)の開発動向がテーマになった。

最初にあいさつした羽尾一郎物流審議官は、同省が3月末にまとめた「地域を支える持続可能な物流システムのあり方に関する検討会 」報告書が、過疎地における配達の仕組みにドローン導入を言及していることなどに触れつつ、「意見交換をしながら、物流の今後の展開に新しい技術を役立てたい」と述べた。

講師には、東京大学教授でドローンによる産業振興を目的に活動する(一社)日本UAS産業振興協議会理事長の鈴木真二氏、ドローン開発メーカー・(株)エンルート代表取締役の伊豆智幸氏、無人ヘリのトップメーカーとして知られるヤマハ発動機(株)UMS事業推進部開発部長の坂本修氏が出席。ドローンを巡る技術上の課題や運用上の問題などについて解説した。

●研究会の様子

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