2014/12/24

(株)タグキャストは、屋内における人やモノの移動データをビーコンの利用で分析する新サービス｢Target Movement Analysis｣(TMA)を来年1月7日から販売する。

TMAでは、移動経路を可視化するルート表示、各地点の滞在時間を可視化するホットスポット表示など移動データを低コストで可視化できる。ビーコンには、同社のBluetooth発信機「TAGCASTビーコン(Beacon)」を使う。今回、バッジプランとスマホプランの2つを提供する。

バッチプランは。TAGCASTビーコンを小型化した｢TAGCAST Badge｣を人やモノに付け、施設側に受信機を設置して移動データの分析を可能にするプラン。例えばイベントの来場者や販売員の動線分析、倉庫のパレットの移動履歴や配置場所の把握などに応用できる。同社では｢カメラの設置が難しい場所や分析するターゲットが多い場合に最適」だと推奨している。

スマホプランでは、TAGCASTビーコンを施設内に設置し、スマートフォンの専用アプリで移動データを分析する。ビル内の警備員や清掃員の滞在場所や滞在時間を管理するなど、セキュリティの管理と業務管理を合わせて実現できる。