2014/10/17

チェックポイントシステム社は、スペインのアパレル大手インディテックス社が物流センターにRFIDソリューションを導入したと発表した。

段ボールやパレット、ハンガーなど様々な納品形態を持つ大量の衣料品に付けられたRFタグに対し、高速エンコーディング（符号化）ができるもの。今回のソリューションではハードとソフトを組み合わせて提供するもので、作業者じゃ段ボール箱開梱や個々の衣料品に触れたりする必要がない。

RFタグにエンコーディングを行うことで同社の個々の商品に独自コードが割り当てられ、小売業は自社の在庫管理を自動化することが可能になる。 

数量やモデル、サイズ、カラーになどの梱包ミスを回避しつつ、物流センターから店舗への商品発送処理を自動化が可能となった。梱包形態は関係なく自動的・高速にチェックすることが可能となった。 

インディテックス社のRFIDプロジェクトは、現在22か国700以上の店舗で稼働しており、「次世代のテクノロジーを導入することは、我々のグループの店舗をどのように運営していくかに関する最も重要な挑戦のひとつです」と会長兼CEO のPablo Isla氏はコメントしている。