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東邦薬品、第6回ロボット大賞 優秀賞受賞

2014/10/15

東邦ホールディングス(株)は10月14日、東邦薬品(株)が経済産業省主催の第6回ロボット大賞で「ロボットビジネス・社会実装部門・優秀賞」を受賞したと発表した。

受賞対象はTBC埼玉で構築した「医薬品物流センター高度化ロボットシステム」。ダイフク、日本電気、安川電機との4社共同プロジェクトとして応募したもので10月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される「ジャパンロボットウィーク2014」で表彰式、受賞ロボットの展示が出展される。

TBC埼玉は2013年12月に埼玉県久喜市で構築された医療用医薬品の物流センター。取扱いアイテムは約2万8,000点、出荷精度99.99999%(セブン9)を目指し、極限まで物流作業を自動化した話題の拠点だ。

ロボットは20台導入、梱包単位商品(ケース品)のピッキングでは85%以上を完全自動化し、包装単位商品(ピース品)はロボットが行う。16台のロボットは大きさや重量が異なる包装単位商品(ピース品)を自動倉庫からピッキングすると同時に、コンベヤ上でオーダー毎に自動振分けし、オーダー別のトレイに投入まで自動化した。

その後は2台のロボットが梱包単位商品(ケース品)をパレット自動倉庫からピッキングすることで、コンベア搬送から元梱自動倉庫への自動入庫までを完全無人化。梱包単位商品(ケース品)をカーゴ台車に積載する作業も完全自動化となっており、コンピュータが積み方をシミュレーション、最適な積載方法を自動的に導き出し、人手を介することなくカーゴ台車へロボットが積載する。

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