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キヤノンソフト、NACCS利用企業向け貿易EDI製品を強化

2014/09/19

キヤノンソフトウェア(株)は9月18日、NACCS利用企業向けの貿易EDI関連製品のラインアップを強化すると発表した。

同社は2008年より「DEXトレードゲートウェイ」を中心に貿易EDIソリューションを提供しているが、商取引環境のグローバル化が進展し、迅速な通関手続きと関連文書の適切な管理体制確立が急務となっていることを受け、通関情報の伝送が中心だった既存製品のラインアップに2製品を加えた。ユーザーは文書の電子管理や通信の一元管理など貿易業務を効率化できる環境を提供する。

追加するのは「輸出入許可通知管理システム」と「DEXトレードゲートウェイforNACCS回線集約オプション」の2製品。輸出入許可通知管理システムでは、NACCSセンターから受け取った輸出入許可などの通知情報をデータベースで蓄積管理し、ウェブ画面で検索、PDF形式やCSV形式でも出力可能。

情報の一元管理により、リアルタイムに状況を確認ができ、証跡が明確となるため、セキュリティやコンプライアンス強化につながるほか、帳票システム連携によるデータの視覚化、複合機連携による紙文書の電子化など、導入後の機能拡張にも対応する。


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