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オークラ輸送機、バトラーの販売を開始
オークラ輸送機(株)は、インド・GreyOrange(グレイオレンジ)社と販売契約を締結し、自動搬送ロボット「Butler(バトラー)」の日本国内での販売を6月3日から開始した。
バトラーを同社製品のラインナップに加えることで、物流倉庫の高度化するMH(マテリアルハンドリング)機器ニーズに呼応した最適なソリューションを提案していく。
バトラーは可搬式商品棚を下から持ち上げ、ピッキング作業者の手元まで運ぶ搬送ロボット。床面に貼られた2次元コードをカメラで認識しながら、商品棚と作業者が待機するステーション間をロボット同士がぶつかることなく自動走行する。
これにより、作業者は移動することなく商品の棚入れやピッキングを行うことができるため、作業効率が高まるとともに大幅な省人化が実現されるもの。
バトラー本体(最大積載荷重600㎏と1,600㎏の2タイプ)と、専用の商品棚、ピッキングや棚入れを行うワークステーション、システム全体を制御するソフトウェアで構成。新設倉庫だけでなく、既設の倉庫でも導入できる。また、物量の変化に合わせ1台単位で増設できるフレキシブルな拡張性を備えている。
オークラ輸送機はEC物流センター等を中心に初年度100台の販売を目指す。
●自動搬送ロボット「Butler」
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