2018/10/03

花岡車輌は10月1日、次世代プラスチック台車「ダンディXシリーズ」の販売を開始した。

同シリーズは台車という既成概念を超えた「愛車」と呼べる美しくも力強いフォルムに加え、毎日台車を使用する配達員等のプロも喜ぶ静音性や軽量化、ハンドリング性能といった高機能、車輪が工具なしで1分以内に外すことができる革新的機能を実現。車のトランクでも邪魔にならないため、キャンプや釣り等のアウトドア用途にも適しており、頑丈でありながら持ち運びやすさも大きな特徴となっている。

●特徴

（1）高いデザイン性

・グッドデザイン賞7件、iF product design award5件、Design Intelligence Award2件等、国内外の主要デザイン賞を多数受賞している新進気鋭のプロダクトデザイナーの西村拓紀氏が監修。

・今年9月まで放送されていた月9ドラマ「絶対零度」では、その高いデザイン性からセットとして発売前に先行出演した実績を持つ。

・「軽量化」のために限界まで肉抜きされたプラスチックフレームと、300kgを支える「強度」、その重荷重を安心して載せることができる「頼れる見た目」の3つを実現させたクロスメッシュ構造を採用。

（2）日本製らしいきめ細かい機能性

・台車が使用される公共や施設内、住居に配慮するため、車輪は40dB以下の静かなキャスターを開発。フレームも肉抜きすることで車輪とフレームの共鳴音が抜けて静音性を実現した。ハンドルを折りたたむ際に"フレーム"と"ハンドル"間で生じる打撃音もフレームにハンドルをキャッチするくぼみとエラストマーで軽減した。車輪もマーキング跡が目立ちにくいグレー車輪を採用している。

・操作性を見直すことで作業効率を向上、かつ使用者の労働負荷を軽減することにより、企業や個人に寄与する。

・後付けが可能なフレーム内蔵式ブレーキ「ペダルブレーキ」で、道路の勾配や坂道で独りでに動く事故を未然に防ぐほか、バンパーゴム（実用新案取得済み）で建物や人への打撃を軽減。両機能とも後付けや交換が可能なため、当たって磨耗するバンパーゴムだけの交換で台車は長期の使用が可能。

（3）車輪をフレームにスライドして固定し、プラスチック板でロックする革新的な機能により、車輪を工具なしで1分以内に外すことができる。