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コープさっぽろ、オートストアとCarriRoを連携

2018/09/21

(株)ZMPは9月21日、生活協同組合コープさっぽろが物流関連会社の北海道ロジサービス(株)内の宅配トドック向けピッキング工程(倉庫から商品を取り出す作業)に北海道初、さらにスーパーマーケットの物流部門でも初となるロボットシステム「オートストア」並びに物流支援 ロボット「CarriRo」を導入し、8月30日に記者会見を行ったと発表した。

オートストアはピッキングの作業効率向上のために効果があるが、そのままではピッキング後の商品のカート搬送を人手で行う必要がある。そのため、さらなる倉庫全体での省人化に向け、オートストアから出た商品をCarriRoを活用し、仕分け・梱包場所までの搬送を行う。

北海道ロジサービスは省人化および労働環境改善を求めてCarriRoを6台導入し、カート連結に工夫を施した上で1台のCarriRoで複数カートの牽引を行い活用している。今後は11月から販売を開始する自律移動モデルのCarriRoにて、最大の目標である「完全自動化」へ向け着実に現場とともにチャレンジしていく予定。また今後、販売代理店としてもCarriRoを取り扱い、道内を中心とした顧客に対して実際の活用方法を現場見学してもらいながら提案を行う予定。 

●オートストアからピッキング後のカート搬送にCarriRoを活用(上)、CarriRoを使い同時に複数カートを搬送する様子(下)

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