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インターファクトリーとYCS、EC事業者向け新サービス

2017/07/31

(株)インターファクトリーとヤマトホールディングス傘下のヤマトコンタクトサービ(株)(YCS)は7月26日、「ebisumart」で「宅急便」を利用するEC事業者向けに9月から「コンタクトデスク・シェアリングサービス」の提供を開始すると発表した。

スマートフォンやタブレットの普及拡大に伴い、販売チャネル拡大のためECサイトを開設する事業者が増える中、「注文した商品が届かないなど配送トラブルのあったECサイトは再び利用したくない」と考えるユーザーが約5割(YCS調べ)にものぼり問題視されている。

一方で、自社でコンタクトセンターを構築、運営するには多大なコストが必要で、集客や販促などに注力したい中小EC事業者にとってCS向上が大きな課題となっていた。

そこで両社が提携し「ebisumart」とヤマト運輸の「宅急便」を利用するEC事業者向けにコンタクトセンター業務をリーズナブルにアウトソーシングできる同サービスを開始するもの。具体的なメリットは以下の通り。

・最小限の投資でスピーディに自社のコンタクトセンターを開設アウトソーシングのため、オペレータ採用や教育、業務設計、設備投資の必要がなく、スピーディーに自社のコンタクトセンターを立ち上げ、EC事業者は業務負荷の軽減とCS向上を実現。

・使いたいときに、使いたい分だけ利用可能キャンペーンや繁忙期など業務の繁閑に応じてサービスを使った分だけの従量課金制で、問合せ窓口や電話回線などを複数のEC事業者とシェアするためリーズナブル。

・商品の配送に関する問合せへ迅速に対応ECサイトへの受注情報は「ebisumart」とYCS間でデータ連携、宅急便の配送などの問合せ対応に関するノウハウを蓄積したYCSがユーザーに正確で迅速な対応を行うため、CS向上にもつながる。

●サービスイメージ図

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