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ユニー・ファミリーマート、ドンキホーテと業務提携検討

2017/06/20

ユニー・ファミリーマートホールディングス(株)と(株)ドンキホーテホールディングスは6月13日、両社グループの業務提携に向けた検討を開始すると発表した。

我が国の小売業界は、総人口の減少による市場規模の縮小や、eコマースの市場規模の拡大を含めた業態を超えた競争環境の激化、消費者の低価格志向の継続、店舗や物流における人手不足等に直面し、消費者の変化するニーズに対応する技術的対応やチャネルの多様化、プライシングの最適化が求められ、また、店舗オペレーションの効率化や商流の合理化をはじめ、より効率的な経営が求められている。

このような状況も踏まえ、ユニー・ファミリーマートHD及びドンキホーテHDは、両社グループの主力業態が異なることから競合関係が少なく、グループの垣根を越えて三業態それぞれの経営資源や独自の強み・ノウハウを活かした協業や相互補完効果が期待できると考え、両社の業務提携に向けて検討を開始することとした。

両者は以下のような具体的な取り組みを含む業務提携に向け、両社で協議・検討を進める。

(1)小売事業における協働小売事業における共同での基盤整備や出店開発、店舗の実験的な共同運営や相互利用を始めとした協働を目指す。
(2)商品の共同開発・仕入れ商品特性や顧客層が異なる両社の商品の開発ノウハウを共有することで、魅力ある商品の開発及び仕入れ力強化によるコストダウン・効率化を目指す。
(3)物流機能の合理化商品の店舗配送等を始めとする物流機能の合理化を目指す。
(4)海外市場及び新業態開発での協働両社が展開する海外市場での協働や両社の経営資源を融合した新業態開発での協働を目指す。

業務提携の具体的内容については、半年内を目途に提携内容を具体化し、業務提携契約を締結することを目指して協議を進める。

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